イン・ハー・シューズ


有楽座で「イン・ハー・シューズ」を見てきた。ここのところ仕事が多忙なので久しぶりの映画だ。今日は気分転換も兼ねての映画だ。もちろん夫婦50割引だが、「キャンペーン」とうたっているのでいつまで続けてくれるのか心配だ。
キャメロン・ディアス、トニ・コレットにシャーリー・マクレーンという女優が繰り広げるドラマだ。姉妹はどちらも自分の人生に悩みを抱えていた。妹は自分のグラマラスな姿態しか自分を認めてもらえるものはないと思いこんでいるし、姉は自分の女性としての魅力に自信がなく仕事に自分の存在を見いだす毎日だった。
そんな姉妹がある事件をきっかけに分かれてしまうところから二人の転機が始まっていく。
不覚ながら何回も涙を流してしまった。介護施設で働き始めた妹のマギーは入所していた盲目の大学教授に本を読んでもらいたいと言われ、読書障害であるマギーは「ゆっくりしか読めない」と言う。それに答えて教授は「私も早くは理解できない」と応じるシーンだ。その後教授に読んだ詩の解釈を聞かれ自分の思いを言うと「満点だ」と言われる。これがきっかけになってマギーが変わり始めていく。
この映画を見ようと思った大きな動機はシャーリー・マクレーンが出演しているからだ。女優としてのシャーリー・マクレーンは「アパートの鍵貸します」くらいしかよく知らないのだが、精神世界に関しての彼女の著作は何冊か読んだ。「アパートの鍵貸します」ではにっこりした笑顔がすごくチャーミングなのが印象的だった。
今回の映画では後半に登場してくるのだが、最初のシーンで大写しになる胸や手の肌の状態は本物のマクレーンの肌なのだろうか、それとも映画の演出としてあのような状態にしたのだろうか。それはともかく、マクレーンが登場して雰囲気が引き締まってきた。
「自分にあったシューズを傷だらけになりながらも見つける」ということが題名の元になっていると思うが、50を超えて人生後半に入った自分も次の自分に会った靴を見つけなければ。

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