人気のテレビドラマ(元はコミックだけど)『孤独のグルメ』で、主人公の井之頭五郎はいつも美味しそうに食事する。
今日、自分自身が五郎さんの食事に近い体験をした。
新潟で単身生活をしているわけだが、台所で作った食事をトレーに乗せてリビングに持って行き、録画したドラマなどを見ながら食べる、というのがスタイルだった。それを思うところあって、台所のダイニングテーブルで食べてみたのだ。ダイニングにも小さなテレビがあるのだが、それに背を向けて、テーブルの上に置いたトレーの食事と向かい合うことに集中して食べた。
すると、
・それぞれのお皿の上の料理が主張しているように感じる。
・箸で料理を口に運ぶ際にずっと目で料理を追っている。
・咀嚼している時に口の中のものの食感や味を、より味わえる。
・咀嚼中は箸を置いて、丁寧に咀嚼する。
・食事後の「ごちそうさま」に、より気持ちがこもった。
という変化を感じた。
そして、そのような新鮮な感覚で食事している自分自身が井之頭五郎とダブって感じられた(笑)
孤独のグルメでの食事が美味しそうなのは、五郎さんが一人でメニューを選択し、一人で目の前の料理と向き合い、噛みしめて食べている、というごくあたりまえのことを行っている。つまり料理とシンプルに向き合っているからなのだと気づいた。
今日の食事はとても得たものが大きいと感じました。
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