エリヤフ・ゴールドラット著「ザ・ゴール2 思考プロセス」を読みました。
数年前に「ザ・ゴール」を読み、「制約理論」という考え方を知りました。物事をうまく進めるには、全体の流れの中でボトルネックになっているところを特定し、今度は逆にそのボトルネックを活用してあげると、全体がうまく流れていくという考え方です。
このザ・ゴール2ではさらに拡張し、物事に取り組むときにどのように思考していったらよいかを説明しています。
理論自体はそんなに理解が難しいものではなく、それを小説としてストーリーの中で説明しているのでぐいぐいと引き込まれます。
一番重要だと思ったのは、意見の対立が生じたとしても、その根本となる原因を突き詰めてゆけば、両者ともWin-Winとなる解決法が必ず存在するということです。
感情的にならず、さまざまな事柄の原因と結果を整理していくと、根本の原因にたどり着くということです。上辺だけをどうこうしてもだめということですね。
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