e-Taxで確定申告~16年の進化を感じる~

今年も確定申告の季節がやってきました。現在住宅ローンの返済中なので住宅取得控除が受けられます。それもあって毎年確定申告は必須作業となっています。今年はすでに先日申告をすませています。

国税庁の確定申告作成コーナーから必要なデータを入力するだけで、複雑怪奇な計算をすべて自動で行ってくれるので、トータル1時間半ほどで作業を終えることができました。それに加えてe-Taxで提出したので、データを送信するだけで済み、ものすごく楽です。

確定申告を行い始めて20年以上経ちますが、e-Taxでの申告はかなり早い頃から始めました。以下が今から16年前の2008年に書いた記事です。

このころからe-Taxで申告する場合、添付書類が基本的に不要となっていたのですごく楽でした。それは今年も変わらず、源泉徴収票などの書類添付は不要ですので、データを入力して送信すればOKです。

16年前と何が変わったかというと、マイナンバーカードの活用です。以前はパソコンで住基カードを読み取る環境を作る必要があったので、結構ハードルが高かった。パソコン、カードリーダー、それらのドライバのインストールなどなど、普段パソコンを使っていない人はまず無理だし、カードリーダーも結構高かったと思います。

ところが現在はマイナンバーカードの環境が整ってきたので、スマホとマイナンバーカードさえあればe-Taxで送信することができます。

パソコンで申告する時も、マイナンバーカードによる本人認証をスマホ側で行うことができるので、特に特別なものを揃えなくとも電子申告できるようになりました。

何かと問題にされるマイナンバーカードですが、こと確定申告に関する限りメリットがかなり大きいですね。

まとめると、以下のポイントのおかげで確定申告がすごく楽に正確に安全にできるようになったと感じています。

  • 国税庁のWebサービス「確定申告作成コーナー」が年々進化し、楽に間違いなく申告データを作成できるようになってきた。
  • 本人認証のために必要なマイナンバーカードの環境が整ってきた。
  • スマホの普及でマイナンバーカードでの本人認証がしやすくなった。
  • パソコンがなくともスマホだけで申告データの作成や送信ができるようになった。

税金に関することはあまり向き合いたいものではありませんが、楽に正確に、という方向性はありがたいと思います。

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