新谷弘実著、『病気にならない生き方』と続編の『実践編』について。
今年、退社して何回かここで書いているようにまずカラダを整えることを始めた。





ここで書いていることの基本は筋トレとウォーキングの組み合わせで体を絞っていこうということ。で、筋肉率は維持したまま、体重は81キロから73キロに落ちている。
しかし、スポーツセンターのトレーナーの方にお話をすると、「体重が減ったのは食事を変えているからではないですか?」と言われた。言われてみるとそうかな。4月の記事に書いたように。
実行しているのは
・野菜、果物、穀類中心の食事
・よく噛んで食べる
・1日2リットルの水分摂取
・週2回の筋トレ
・毎日のストレッチ
・毎日のウォーキング(目標1万歩)
・コーヒーエネマ(腸内洗浄)
・就寝前の食事を避ける
という内容だけど、実はこれらはこの新谷さんの本を実行していたのだ。
これらが健康によいということは見ればだいたい想像はつくとは思うのだが、新谷さんは時にはびっくりするような事を交えながらミラクルエンザイム理論を主軸として説得力ある論理で述べていく。肉類の摂りすぎは体に良くないということは理解できると思うが、この本が世の中から批判される部分としては「市販の牛乳はさびた脂」というような乳製品不要論があることだ。
乳製品が体に良くないという話は実は何冊かの本で読んだことがある。たとえば「禁煙セラピー」で人気のあるアレン・カーの「ダイエット・セラピー」、またアメリカでちょっと過激な主張をしているケヴィン・トルドーの「病気にならない人は知っている」でも同様な主張をしている。牛乳をまったくとらないということはないが、少なくとも朝牛乳をゴクゴクと飲むというようなことはしなくなった。コーヒーに入れて飲むというのがほとんどになっている。
また、外国では大きく取り上げられているが日本ではそれほど問題視されていないトランス脂肪酸についても、マーガリンの代替として「バーガリン」という製品に変えた。
というように概ね新谷氏の主張していることに沿って生活を変えてきた結果が現在の状態だと思うので、この本は私にとって今後の人生50年の支えとなるかもしれない。
コメント
僕はほとんどクリアーできていると思いますが、
実はヨーグルトが大好きなのです。すりゴマを
ヨーグルトに入れて食べるのです。こいうのは
どうでしょうか?
著者の新谷氏は胃カメラなど内視鏡の開発者です。臨床で何十万例という腸の状態を見てきた結果からこの本を書いたそうです。
それによると、ヨーグルトを常食している人の腸の内壁の状態(著者は「腸相」と名付けています)は良くないということです。想定される理由は本に詳しく述べられています。
ただ、これには多くの反論が出ていますので最終的にはご自分の判断になるかと思います。
私自身もヨーグルトは好きですのでフルーツにかけたりしてたまに食べますが、積極的には摂らなくなったということです。
この本はどこの書店にもあると思いますので74ページから4ページほど読むとヨーグルトについてのことが書かれています。立ち読みでもしてみてください。